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マーケットリスク管理コンサルタント 倉井健一

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ユーロの将来

2015年2月26日

今年の為替市場は波乱の幕開けとなりました。1月15日スイス中央銀行はスイスフランの上限をいきなり撤廃し、スイスフランは一気に30%も急騰。市場にショックを与えました。背景にあったのはギリシャ問題とECBの量的緩和によるユーロの先安感でした。スイス中銀はもうこれ以上ユーロを買い支えられなくなったのです。もう少し市場と対話しながら徐々に自国通貨のスイスフランを高めに誘導していくという方法もあったのではないかと思うのですが、結果的にぎりぎりまで介入して一気に解き放つという最悪なシナリオとなりました。

その後も、フランスとデンマークで相次いだテロ事件、高まる移民排斥の感情、ウクライナ東部で高まる緊張と欧州発のニュースが世間を騒がせヨーロッパの将来に不安を投げかけています。果たして通貨ユーロの将来はどうなっていくのでしょうか。

ユーロは多国間で流通する世界唯一の通貨です。欧州官僚が入念に制度設計を行い、長年にわたって慎重に準備した後、2001年に導入されました。現在では当たり前のようにユーロが流通し使われていますが、共通通貨構想が発表されたときはそんなことは可能なのか実現性を疑う向きも大変多かったのです。

ではなぜ実現性を強く疑われていたのでしょうか。それはユーロ体制は根本的な矛盾を含んでいるからです。その矛盾とは財政の国境は残したまま通貨と中央銀行を統合したこと、つまり多数の財政政策と一つの通貨、そのようなシステムは歴史上に例が無かったのです。ユーロは壮大な実験と言われました。私の個人的な意見を申し上げればユーロ体制は人類の理性と膨大な官僚組織によって生み出された社会主義的なシステムだと考えています。

さてユーロの将来ですが、たとえギリシャが抜けることがあったとしてもそんなことでユーロ体制が揺らぐとは考えていません。最近加わった東欧の国々を除けば基本的に豊かで社会や政府がきちっとしている国々の集まりですから、そのような国の通貨は基本的に強いです。但し、ヨーロッパ合衆国を作るなどしない限り、最初に述べたような根本的な矛盾は解決されませんからいずれ崩れ去っていく仕組みなのかも知れません。その場合でもユーロがいきなり暴落するということは考えづらく、しゅくしゅくとユーロから各国の独自通貨への回帰が行われるでしょう。

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