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マーケットリスク管理コンサルタント 倉井健一

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日銀の追加金融緩和と為替レート

2014年11月4日

ここ2日で対照的な報道がマーケットを賑わせました。ひとつ目は一昨日、米国のFRBが量的な金融緩和の終了を決定したというニュース。もう一つは昨日、日銀が追加的な量的緩和を実施したというニュースです。

2%の「物価安定の目標」と「量的・質的金融緩和」(日本銀行)

FRBは10月で市場からの米国債などの資産購入を終了、但し買い上げた資産規模とゼロ金利政策は当面維持ということです。後は利上げの時期が焦点となっています。

一方、日銀は量的・質的金融緩和の量を拡大させるということと、質も若干変化させるという決断をしました。

具体的にはマネタリーベースで年間70兆円の緩和予定だったのを年間80兆円に、長期国債の買入れも年間50兆円の予定だったのを30兆円拡大して年間80兆円に、ETFの買入れを年間1兆円を3兆円に、J-REITの買入れを年間300億円から900億円とそれぞれ3倍増となります。

マネタリーベースで2割から3割増ということでしたが予想外のタイミングということもあって、日経平均が5%上昇、ドル円は一気に2円円安へ動きました。マーケットを驚かせることにかけて黒田日銀はまさにタイミング・マスターと言えるでしょう。市場を動かすには意外性が重要です。たとえ金利を1%上げたとしてもそれがマーケットの予想の範囲内の出来事であれば市場はピクリともしません。

その後、地球が一回転する間に各国の市場で株高を演出しました。日本の金融緩和の影響力もたいしたものです。

為替レートへの影響は?

為替レートは2つの通貨の交換レートである以上、それぞれの通貨の信用を裏付けている中央銀行と背後に控えるその国の経済力が影響します。もっと言えばその国の政治体制や軍事力といったもろもろの要素も関係して決まってくるのです。例えば、ドル円レートについては米国と日本、基本的には2つの国の相対的な関係性が一義的には重要です。

その中で重要視されているファクターの一つが金利差です。もしその他の条件が同一ならば金利が高い通貨に投資が集まる、つまり買われるという傾向があるからです。FRBはまだ金利の切上げ時期について明確にしていませんがマーケットは今後徐々にドル金利の上昇を織り込んでいくでしょう。つまりドル円レートに関してはドル高円安方向へのモメンタムが強まるということになります。

また、量的な金融緩和は中央銀行がバランスシートを拡大させながら通貨供給量を増やすという政策なので他国の通貨から見た相対的な円の価値と言う意味でも下振れする可能性が高いでしょう。

あくまで相対的な問題なので日銀が金融緩和しても、他国の中央銀行がそれ以上に緩和政策をとれば円高要因なのですが今回FRBは量的な金融緩和を終了したので円安ドル高への動きが加速する懸念があるわけです。

年末までに120円/ドルが視野に入ってきたようです。

 

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